タップダンスの歴史を簡単に解説!
タップダンスは、靴の底に金属のタップを打ちつけて音を出す、リズムとダンスが融合した舞台芸術です。映画やミュージカル、ショーなどで世界中に広く親しまれていますが、その背景には多様な文化と人々の努力が刻まれています。ここでは初心者の方にも分かりやすく、タップダンスの歴史を簡単にご紹介します。別解説はこちら
タップダンスの歴史 黒人文化とアイリッシュダンスの出会い
タップダンスのルーツは19世紀のアメリカ。アフリカから連れてこられた人々のリズム感あふれるステップと、アイルランド移民の民族舞踊(ジグやリール)が融合し、新しいダンススタイルが生まれました。この「文化の融合」こそが、タップダンスの歴史の始まりです。Wikipedia

タップダンスの歴史 ブロードウェイと映画での発展
19世紀末から20世紀にかけて、タップダンスは「ミンストレルショー」やジャズ音楽と結びつき、ブロードウェイの華やかな舞台で大人気に。さらに1930〜40年代のハリウッド映画では、フレッド・アステアやジーン・ケリーといったスターが世界中にタップの魅力を伝え、一大ブームを巻き起こしました。

日本におけるタップダンスの歴史
日本にタップダンスが紹介されたのは1920年代。映画やレビューを通じて徐々に広がっていきました。その中でも特に大きな存在となったのが 「中野ブラザーズ」 です。
中野ブラザーズの功績
中野ブラザーズ(中野章三さん・啓介さん)は、日本を代表するタップダンサーとして1950年代からテレビや舞台で活躍。兄弟ならではの息の合ったステップと華やかなパフォーマンスは、戦後の日本にタップを根付かせる大きな力となりました。その存在は「日本のタップダンスの草分け的存在」として、多くの後進に影響を与え続けています。

師から受け継ぐもの
実は私自身も、中野ブラザーズの中野章三先生に師事しました。直接学んだ「音を大切にする姿勢」や「舞台人としての心構え」は、今の私の踊りや指導の原点となっています。中野ブラザーズの教えを受け継ぎ、次の世代へつなげていくことが、ANB Tap Dance Studioの大切な使命です。
タップダンスの歴史3 現代タップダンスの魅力
現代のタップダンスは、クラシックスタイルからヒップホップやコンテンポラリーとの融合まで幅広く進化。ステップを踏むたびに歴史とつながり、表現が広がるダンスです。年齢や経験に関わらず楽しめることが、長く愛される理由でしょう。
タップダンスの歴史を知ることで、一歩一歩のステップがより特別に感じられます。世界の流れ、そして日本の中野ブラザーズの偉大な功績を胸に刻みながら、自分のリズムを奏でてみませんか?
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