はじめに
リズム感はトレーニングで鍛えられる?
ダンスや音楽に欠かせない「リズム感」。
特にタップダンスでは、足で音を奏でるため、リズムを正確に理解することが大切です。
でも安心してください。リズム感は特別な才能ではなく、毎日の簡単なトレーニングで確実に身につきます。さらに、音符の基礎を知ると、音楽を体で感じやすくなります。
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音楽のリズムを理解する ― 音符の基礎
音楽のリズムは「音の長さ」で決まります。代表的な音符を見てみましょう。
例えば、四分音符はゆったり歩くテンポ、八分音符は小走り、十六分音符は細かく速いステップになります。
この基本を理解するだけで、音楽を聴いたときに「今は四分?八分?」と自然に体で感じることができます。
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毎日の簡単リズム感トレーニング方法
① 手拍子で音符を刻む
好きな音楽やメトロノームに合わせて手拍子をします。
• 四分音符 → パン・パン・パン・パン
• 八分音符 → タタ・タタ・タタ・タタ
• 十六分音符 → タタタタ・タタタタ
慣れてきたら、片手だけで拍を取り、もう片方は裏拍を叩くなど変化をつけるとグルーヴ感が身につきます。
② 足踏みでリズムを刻む
立ったまま手で四分音符、足で四分音符、八分音符、一六分音符を踏む練習します。
タップシューズを履いて音を鳴らすと、自分の踏み方が正確かどうか体感できます。
③ 声に出して数える
音符を声で数えると、頭と体のリズムがリンクします。
• 四分音符 → ワン・ツー・スリー・フォー
• 八分音符 → ワン&ツー&
• 十六分音符 → ワンエンア・ツーエンア
声と体を同時に動かすことで、リズム感がさらに磨かれます。
④ 日常生活でリズムを意識する
• 歩くときに「タッタッタッ」と心の中で拍を取る
• 掃除や料理の動きにリズムを乗せる
• 階段を上がるときに拍を刻む
日常のちょっとした動きも立派なリズム感トレーニングになります。
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リズム感トレーニングを続けるコツ
• 1日5分だけでも十分
• 音符の図を壁に貼って毎日チェック
• 好きな音楽で「これは四分?八分?」と考えながら体を動かす
最初はうまくいかなくても大丈夫。続けることで自然とリズム感が身についてきます。
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まとめ
リズム感は「音符の理解」と「体で感じるトレーニング」の組み合わせで確実に伸びます。
今日紹介した手拍子・足踏み・声出し・日常での練習を毎日少しずつ取り入れるだけで、タップダンスも音楽ももっと自由に楽しめるようになります。解説動画はこちらから
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