リズムとカウントとの数え方?って一体何?
振り付けを覚えるのにリズムとカウント数えながら覚えていきます。ダンスのレッスンの時にカウント合わせて!とよく言われますよね?ダンスを始めたばかりの方や、音楽に馴染みのない方にとって「ワン・ツー・スリー・フォー」と「エイトカウント」という数え方の違いは、少し不思議に感じるポイントかもしれません。
今回は、タップダンスや他のダンスにも共通する、この数え方の違いを初心者向けに解説します。
リズムとカウント数え方🎶 「ワン・ツー・スリー・フォー」は音楽の数え方
音楽では、拍(ビート)を数えるために「ワン・ツー・スリー・フォー」と呼びます。
例えば、ポピュラー音楽の多くは 4拍子 で作られているので、1小節の中に4拍が入ります。
演奏者や歌手は、この拍を基準にリズムを合わせているのです。
• 1小節 = 「1・2・3・4」
• 次の小節に進むとまた「1」に戻る
つまり、「ワン・ツー・スリー・フォー」は 音楽の骨組み を作る数え方です。
リズムとカウントの数え方🕺 「エイトカウント」はダンスの数え方
一方、ダンサーがよく使う「エイトカウント」は、動きを数えるための方法です。
ダンスでは 2小節=8拍 をひとまとまりと考えます。
• 2小節分 = 「1・2・3・4・5・6・7・8」
• 振付を作るときは「4×8(フォーエイト)」といって、8カウントを4回分まとめることも多いです。
ダンサーにとっては、音楽を細かく小節で区切るよりも、8拍でひとまとまり としたほうが体の動きとリンクしやすいのです。
🌟 違いをまとめると
• 音楽家の数え方 → 「1・2・3・4」(小節を意識)
• ダンサーの数え方 → 「1〜8」(動きを意識)
同じ音楽を数えていても、目的によって数え方が変わるのが面白いところです。
タップダンスは 音楽とダンスの両方の要素を持つ ので、両方の数え方を理解しておくとさらにリズムが楽しくなります。
✅ まとめ
「ワン・ツー・スリー・フォー」は音楽のリズムの数え方、
「エイトカウント」はダンスの振付の数え方です。
この違いを知っていると、レッスンや舞台でのコミュニケーションがスムーズになります。
ぜひ今日から意識してみてください!リズムの基礎はこちら
