リズム感ゼロだから・・・
「リズム感がないから無理かも…」
これは初心者が最初に感じる代表的な悩みです。
結論、
リズム感は“才能”ではなく“作るもの”。
リズム感ゼロだと思う人は、正しい方法で練習すれば誰でも必ず乗れるようになります。
ここでは、リズムが苦手な人専門に
最短で効果が出る5つのトレーニング
だけを紹介します。
①まずは“リズムより重心”を整える(最重要)
リズムがズレる最大の理由は
「体重がどこにあるか分からない」
ことです。
◆練習方法:重心移動エクササイズ
1)右足にしっかり乗る
2)左足にしっかり乗る
3)これをメトロノーム(60~70)に合わせて
4)左右交互にゆっくり繰り返す
これだけで
・足が出るタイミング
・ステップの位置
・テンポ
が安定していきます。
リズム感がない人ほど、まず重心から。
②サイドステップ+声出しでテンポが安定する
動きを入れた方がリズムが取りやすくなり、
初心者に一番効果が出る練習です。
◆やり方
1)左右にゆっくり移動
2)「1・2・1・2」と声を出しながら
3)声と足を一致させることに集中
ポイントは
“動きを合わせる”のではなく“声に合わせる”
こと。
声 → 足の順にするとテンポがズレません。
③裏拍の手拍子で“音楽に乗れる”ようになる
タップダンス のリズム感がない人の多くは
裏拍(1と2の“と”)が苦手です。
しかし裏拍を感じるようになると、
「急に音楽に乗れる」瞬間が来ます。
◆練習手順
1)曲を流して普通に手拍子
2)次に、“間”の部分で手を叩く(裏)
3)表 → 裏を切り替えながら叩く
タップは裏拍がとても多いため、
この練習は効果が絶大です。
④口タップ(声でリズム)を使うと上達が一気に早くなる
タップの本質は
「足で歌う」こと。
声で言えないリズムは踏めません。
逆に、声で言えるリズムはすぐ踏めます。
◆例
・「タッ・タッ・タタ」
・「タン・タ・タン」
・「トン・タタ」
声で言って → そのまま足に置き換える。
これを習慣にすると
ステップの理解が爆速になります。

⑤ 3つの音だけで練習して“混乱しない脳”を作る
初心者が混乱する理由は
情報量が多すぎるから。
まずは
Ball(ボ)/Heel(ヘ)/Step(ス)
の3つだけでリズムを組み立てます。
◆練習例
・ボ → ヘ → ス
・ス → ボ → ス
・ヘ → ボ → ス → ヘ
この「音の文章」練習は、
シンプルなのにプロもやるほど効果的。初心者が覚えるべき③つのステップ
まとめ|リズム感ゼロは“磨けば伸びる技術”
リズムが苦手な人でも、以下の5つを続けると確実に変わります。
1. 重心移動で体を安定させる
2. サイドステップ+声出しでテンポを整える
3. 裏拍の手拍子で音楽に乗れる
4. 口ドラムでリズムを“理解”する
5. 3音だけの練習で混乱をなくす
タップダンス のリズム感は必ず育ちます。
「自分はできない」と思っている人ほど、今日から始めてみてください。
ANB TapDance Studioでは入門クラスからリズムの取り方、ステップの踏み方を丁寧に指導中
ぜひ、体験レッスンお待ちしています。

