【大人初心者向け】踊り続けて44年のタップダンス講師が、今年あらためて思ったこと

タップシューズの裏側 緒方文ブログ
緒方文ブログ

~大人初心者向けメッセージ~

ANB Tap Dance Studio代表の緒方文です。今年も残りわずかになりました。

スタジオでは、今年もたくさんの音が生まれ、たくさんの一歩が踏み出されました。

踊り続けて44年。

教える立場になって29年。

それでも今年、あらためて強く思ったことがあります。

それは、

タップダンスは「出来る人」が続くのではなく、「続けた人が出来るようになる」

という、とてもシンプルな事実です。

出来なかった時間こそ、意味がある

大人になってから何かを始めると、

どうしても「出来ない自分」が気になります。

・ついていけない

・リズムが分からない

・周りと比べてしまう

でも、今年スタジオで一番多く見たのは、

出来なかった人が、少しずつ自分のペースを見つけていく姿でした。

最初は不安そうだった表情が、

いつの間にか笑顔に変わる。

音を間違えても、立ち止まらなくなる。

それは、技術が上がったからではなく、

「出来なくても大丈夫な場所」だと身体が分かってきたからだと思います。

大人初心者向け タップシューズの裏側

リズム感は、才能ではありません

「私、リズム感がなくて

これは本当によく聞く言葉です。

でも44年踊ってきて、はっきり言えることがあります。

リズム感は、生まれつきの才能ではありません。

リズムは

感じるものではなく

聴いて、踏んで、重ねていくもの。

今年も、

「全然分からない」と言っていた方が、

気づけば自然に音に乗っている瞬間を何度も見ました。

続けていれば、必ず身体が覚えていきます。

教える側になって分かったこと

若い頃は、

「出来ること」が正解だと思っていました。

でも今は、

出来ない時間をどう過ごすかの方が大切だと感じています。

悩みながら来てくれること。

それでもスタジオの床に立つこと。

一歩でも音を踏もうとすること。

その積み重ねが、

気づいたら「踊っている人」になっている。

今年は特に、

続けてくれている生徒さん一人一人に、

たくさんのことを教えてもらった一年でした。

来年タップダンスを始める人へ、先に伝えておきたいこと

もし来年、

「何か始めてみたいな」

「身体を動かしたいな」

そう思っているなら、これだけは伝えたいです。

・最初は出来なくて当たり前

・比べなくていい

・年齢は関係ない

必要なのは、才能より一歩踏み出す勇気だけ。

続けた人にしか見えない景色は、

ちゃんと用意されています。

それでも、私はまだ踊りたい

44年踊ってきても、

今も「もっといい音が出したい」と思います。

それは完璧を目指しているからではなく、

音を通して誰かと繋がる瞬間が、

今も変わらず好きだから。

来年もANB Tap Dance Studioは、

初めての一歩も、

長く続けてきた一歩も、

どちらも大切にしていきます。

今年もスタジオに足を運んでくださった皆さま、

本当にありがとうございました。

来年、もしタップダンスが

あなたの新しい一歩の選択肢になったら、

それ以上に嬉しいことはありません。

タップダンス が初めての方には、初めてのタップダンス クラスもご用意しています。

良いお年をお迎えください。

そしてまた、音のある場所で。